| ペルー旅行3日目(2) |
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| 約1万年前頃にアジアからベーリング海峡を渡ってきたモンゴロイド(黄色人種)がアンデス文明を築きました。その最後のインカ帝国には (1)文字,(2)鉄器,(3)車輪,(4)貨幣がありませんでした。統治のために文字を使わせなかったという説もあります。素晴らしい石組と金銀鋳造 技術がありますが,それらはプレ・インカ時代から発達していたようです。一方,皇帝を頂点に行政は見事に集権化され,整備された交通網や 高度な土木建築技術を有していました。 |
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| サクサイワマンの要塞跡 |
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 | サクサイワマン遺跡はクスコの北方 1.5km,市内を見下ろす丘の上にあるインカの城塞跡です。15世紀末の完成といわれ,長さ 360mの城壁が 3段あり, 21の出城が突き出すジグザクの形状をしています。使われている石は巨石ばかりで,中には 1個 360tのものもあります。巨石ながらも隙間のない精緻な石組みです。 スペイン人がクスコを占領したとき,城塞の上部や塔などを破壊し,教会などを作る材料にしてしまったため,現在は城壁も砦も下部構造しか残っていません。 毎年6月24日には,ここで往時を偲んで,「太陽の祭典」がインディオによっておこなわれます。 |  |
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| キヌアのスープ | コカの葉をそのまま入れたコカ茶です。 |