| ペルー旅行3日目(3) |
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| 昼食が済んで,クスコ市内観光です。インカ帝国の首都だったクスコは,16世紀スペイン人に侵略されました。侵略者は金銀を略奪し,黄金で彩られた神殿や宮殿を破壊し,インカが築いた精巧な礎石の上にスペイン風の教会を建設しました。インカの石組にスペイン風の建造物が融和した独特の町並みは,1983年ユネスコ世界遺産に指定されています。インカの石組みは"かみそりの刃も通さない"という表現で語られるほど精緻で堅牢です。クスコに大地震があったとき上部の建物は崩れ落ちましたが,石積土台はビクともしなかったという逸話が残っています。 |
| 12角の石 |
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| 宗教芸術博物館の石垣にある縦 1.2m,横 1.4mの石です。かつてはインカのロカ宮殿の礎石でした。角が12の切リ石が隙間なく積まれています。14や15角の石もあるそうです。 | ||
| アルマス広場 |
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| サント・ドミンゴ教会 |
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 | アルマス広場の南東0.5kmのサント・ドミンゴ教会は石造りの教会。16世紀にインカ帝国の太陽の神殿｢コリ(黄金)カンチャ(取り巻く)｣の石積土台だけを残して建てられた。教会の所々に美しい石組みが残る。 略奪前にこの神殿を見たスペイン人たちは,｢スペインでも見たことがないほど素晴らしく,壁は金や宝石で覆われ, 天井は多彩な羽根のマントで飾られていた｣という記述を残している。 |  |
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